FXのレバレッジ規制の件

為替の話
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レバ25倍から10倍へ

FXのレバレッジを現状の25倍から10倍に規制する、と言う話が最近出てます。よく読んでみると、投資家保護もあるんでしょうがどちらかというとFX業者の健全性を高める狙いがあるようです。スイスショックやポンドショック、〇〇ショックの際にレートが大きく動いて、投資家が預入証拠金以上の損失を出し、FX業者がその資金を回収できない、というリスクを排除したいようです。

FX証拠金倍率の上限下げへ 金融庁検討、最大25倍から10倍に

FX取引、倍率規制強化に広がる波紋 日経新聞

規制が個人投資家とFX業者の首を絞めることに

健全性と聞くと良い流れに聞こえますが、私が見聞きする限り(バイアスがかかってる可能性が微レ存)反対意見しかありません。投資家にとっては使う使わないは置いといて、レバレッジの選択肢を残しておくほうが良いに決まっています。最初から規制されるのと使わずにとっておくのはまったく違いますからね。

レバレッジが規制されると間違いなく取引量が減ります。「今も多くの投資家はレバ10倍以内だろ ( ´,_ゝ`)プッ」という声もありますが、取引量の大半はハイレバの短期トレード勢が占めています。今までと同じポジションを取ろうにも証拠金が2倍必要になるので、取引量はガクッと減ります。

FX業者にとっては取引量こそ利益の源泉です。ほとんどのFX業者はトレーダーのフローを大量に取り込むことで儲けています。例えば 112.03/112.04 の時に買いと売りが入れば1pip儲かる、といった具合です。都度都度、プライス供給先にカバーに行くといったことはしていません。ディーリングデスクの担当者が買いと売りを見ながらポジションの偏りをカバーするのです。これはインターバンクも一緒。

レバ規制によってフローが減る→FX業者が儲からない→経営が悪化する、という 健全性を求めた結果、不健全な経営になるという本末転倒の結果に。いや、地銀と一緒で多すぎる業者の統合を狙っているかもしらんですが。

これを機に過当なスプレッド競争から脱却して、フェアーなスプレッド/手数料を取って、FX業者がきちんと利益が出る構造に転換するのが一番いいのですが。いやほんと、スプレッド0.3とかインターバンクでも出ないんです。

それにトレーダーにとっても、見た目は狭いスプレッドだけど、酷いスリッページやスプレッド超拡大や他でついてないレートで約定されたり…不明瞭な処理をされるより、ちゃんと業者に儲けてもらって、そんかわし余りに酷いことは止めてよね? ってほうが業界の健全化になると思います。あなたが今食べてるハンバーグやカレーはその対価なんですよ?

 



ゼロカットシステムがどうこうという提案もありますが、すべての根本にあるのはFX業者の利益構造です。

金融庁はFXのレバレッジ規制撤廃と追証禁止、ゼロカット導入義務付けの方が投資家保護になるのでは(HUFFPOST)

対応策

「規制反対」と声を上げるのはよいですが、あんま期待できないので善後策を考えると。

  • 証拠金をたくさん入れる()
  • トレードのスタイルを変える。小さめのポジションサイズで長く大きく狙う。
  • 海外のFX業者で取引する

と言ったところでしょうか。

 

本来、健全化を狙ったレバ規制が、FX業者の体力を奪い、個人トレーダーは金融庁管轄外の海外FXへ…と何もいいことないですね、本当にありがとうございました。海外FXについてはまた別の機会に。

 

 

 

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