花粉症のピーク到来。酷いです… 加えて風邪もひいてしまい、涙とくしゃみと咳と鼻水とでヤバ谷園です(使ってみたかった
さて、金曜日に米国雇用統計が発表となりましたが、新規雇用者数が2万人と予想の15-18万人を大きく下回る結果に。ここまでの乖離がある経済指標に何の意味があるのカナー( ;∀;)という気がしないでもありませんが、市場では注目指標なんですよね。失業率、平均時給、労働参加率云々という難しい話は銀行証券の偉いストのレポート待ちですが、こういう大きなネガティブサプライズでもマーケットの反応は限定的でした。
直後こそリスクオフで株は下げUSDJPYは下げという動きでしたが、勢いも余りなく、最後は戻して終了、と。
長期では分かりませんが短期ではこういう感覚は正しいと思っています。
数値自体に意味ないからな(暴言 だって数値弱いと弱い!下げる!てなるかと思いきや、金利が下がって株価を下支え~とか悪材料が灰汁抜けで~とか解説されるし… 動きが先で理由は後ですよ、ほんと
— 🌸たかはと🍡 (@takahato) 2019年3月8日
雇用指標めちゃ悪い→経済も悪いんちゃうか→株売ったろう という思考が一般的ですが、
雇用指標めちゃ悪い→経済も悪いんちゃうか→もう利上げせんやろ→株買っといてもええんちゃう? という思考も全然アリなわけで。
為替もですね、 雇用指標めちゃ悪い→経済も悪いんちゃうか→円高だな という考えはベースにありつつも、
雇用指標めちゃ悪い→経済も悪いんちゃうか→もう利上げせんやろ→株買っといてもええんちゃう?→クロス円上がるな という考えにも及ぶわけです。
結局
様々な思考に共通しているのは「利上げは遠のいた」「米国金利はなかなか上がらないだろう」というポイントで、それを確かと思うのであればUSD売りですかね。ということで雇用統計後に落ち着いたところでEUR/USDロング、EUR/JPYロングを仕込んでおります。
さて、以前も紹介しましたが、FRBがどれくらい利上げ/利下げを織り込んでいるかを簡単に見るツールがあるので紹介します。
CMEの FedWatch ツール を使って、FOMCでの政策金利変更の可能性について、最新の実現確率を把握する
上のタブはFOMCの日程です。画像は2019年12月モノ。225-250が現状のFFレート。マーケットは今の水準のまま据え置きを80.1%、25bpsの利下げを18.4%見ていることになります。定期的にチェックするのをおススメします。