わいの銀行員日記12 社員寮の話

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ゴールデンウィークも宴もたけなわですがいかがお過ごしでしょうか? 新社会人の方は一度も顔を合わせたことのない同僚とのコミュニケーションに苦労しているかと思います。さて、そんな中でも社員寮に入れば、どっぷりと三密でコミュニケーションが取れると思うのです。

あの”業務、賃金、福利厚生、社会ステータス、合コンの総合勝者”である総合商社でも”新入社員は原則入寮”とか”寮での生活が仕事につながる”と社員寮を設けていますし、伊藤忠は一旦廃止した社員寮を復活させたとか。商社に入る勝者な人たちはキラキラエリートなので、一年目から代々木とか中目黒とかのワンルームマンションを借りて、間接照明にこだわって観葉植物を置いてよく分からないアート作品飾って、乗らないサーフボードとか回さないターンテーブルとか置いて、飲むのはもっぱらビールなのに無駄にスコッチやリキュールの瓶を並べて、てのが好きだと思うのですが(偏見)、でもやっぱり社員寮なんです。

わたしも2年ほど社員寮に住んでおりました。寮は交通アクセス、新しさ、広さなど物件で当たり外れが相当大きいです。六本木の寮に入った同期もいれば、ちょっと都心からは外れますが新築のきれいな寮に入った同期も居れば、私みたいに埼玉県の最寄り駅は西川口駅という古く怪しい寮に入れられる人間もいるわけです。

部屋数は20、部屋は8畳、風呂トイレは共同、食堂とリビングと共有。寮監と呼ばれる管理人がいまして門限もあり。朝食、夕食付き。食費込みの寮費がたしか20000円くらいでした。今思えば暮らすだけならなんと低コストな環境だったかと思いますが、そこは20代の若者ですから、自由や遊びのが大事なわけですが、それでも年齢の近い先輩と飲みに行ったりバーベキューしたり、以外と仕事の相談に乗ってもらって助かったりと良い面がありました。

逆にきつかったのは。仕事に疲れて帰ってくると食道に生命保険のセールスおばちゃんが居座っていること。何度も何度も提案書を持ってくること。帰宅が遅いと食事が無くなっていること。時々、寮監による部屋のチェックが入ること…でしょうか。そこは20代の若者ですから…。

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