
上記の記事をtwitterで取り上げてくれた方がいてビューが増えたのでした。ありがたいことです。更新頑張ります(フラグ)。
さて、今年は新年度から新型コロナの影響で、新社会人の方々は入社式も研修も歓迎会もなく、特殊な環境にはあると思います。6月に入り新社会人の方も意気揚々なフレッシュな気持ちも薄れ、死んだ魚の目になる頃でしょうか…色々な葛藤を抱えながら社会人に染まっている事と思います。
さて、そんな社畜ルールの中で、社会人(銀行だけか?)になってまず面食らうのがコレ。
飲み会の次の日、会社に行ったら全員に『ありがとうございました』『お世話様でした』と挨拶して廻る
特にご馳走になっていなくても、そんなの関係ない。部長、課長はもちろん、お姉さま方にも忘れてはいけない。間違っても先制攻撃で向こうから言いに来られてはいけない。もし忘れてしまったら『あの子は挨拶に来なかった』とずーっと給湯室でも食堂でもロッカールームでもぐちぐち言われ続ける。そして年月が流れても言われ続けるに違いないのです。あなたが異動するその日まで…。
しかし、この風習、謎です。ネタかと思うかもしれませんが、ほんとの話です。飲み会の次の日は部長席の前に挨拶待ちの列ができるんですから…。
飲み会関連でもうひとつ。
若手は会社飲み会の幹事をやらされることが多いと思いますが、めんどくさいのがその費用の精算。いっそのこと会費制にしてくれればいいのですが、やれ年次が役職が職種が性別が とかなりセンシティブな調整が必要になります(ヽ’ω`)
この支払金額の階段のことを「傾斜」と言うんですが、傾斜カーブを作るのが下っ端の役目でして、社畜スキルを発揮する一世一代の場面なわけです。ほぼ落とし所は決まっています。部長クラスが10,000円、課長クラスが7000円、男性5000円、女性2000円てな感じで。
かといって、最初から完璧なカーブを描いてはいけません!!! 最初はこのようなカーブを描いて上司へ持って行きます。
カーブをべたっと寝かせて、それほど傾斜をつけないのです。(俗にフラットニングと言います)。それを上司へ持っていくと、上司は『ん、俺もっと払うよ。若いやつもっと安くしてやって』と返してきます。これは一種の儀式で、決まりきったお約束のやりとりなのです。ただ、これで上司は最初に来た請求よりも多めに払って部下に面目が立つわけです。便利な社畜スキルなので早めにスキル開放しておくのをおすすめします。
カーブは当初のフラットから傾斜を立ててあげます(俗にスティープニングといいます)
ちなみに日銀の飲み会では、この傾斜配分をイールドカーブ・コントロールと呼んでいるそうです(呼んでいない