わいの銀行員日記② 悶々とする門の前の話

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わいの銀行員日記ですが、別に時系列にこだわらずに印象に残っているエピソードをば紹介していきますね。誰得コンテンツですが、「誰得~」と叫びながら読んでいただければ。

さて、一昔前の銀行員といえば長時間労働でよく名前が挙がる例でした。今となって思えば、コンサルやITブラックほどではないのですが、それでもやっぱり正直キツかったです。これからお話するのは、銀行の中でも多くの人が働くであろう店舗でのお話です。部門部署によってぜんぜん違いますし、時代の流れとともに改善していっているのでそこは割引いて読んでくだしあ。

一応、勤務時間は8時40分‐17時10分ですが、残業は当たり前、もちろん残業代はすべては付かず、いわゆる36協定で認められる範囲内。ほとんどはサービス残業になるわけです。

退社時間は22時で固定なので、「はやっ!」っとマウント取られるのも納得なのですが、それよりなにより朝が早い…。

だいたい朝7時半には出社しております。それも「おそっ!」とマウント取られるのもまだ納得なのですが、銀行はセキュリティの関係上、店舗は鉄の扉でガッチリと閉ざされておりまして、これを開けることが出来るのは「鍵」を持っている社員だけなのです。

この鍵を持つのは「鍵番」と呼ばれておりまして若手が持ち回りです。

若手が鉄の扉を開け、入社年次順に店舗へ入っていきます。順番を抜かすのダメ絶対

さて、「鍵番しか扉を開けられない」と書きましたが、ご想像の通り、鍵番は何があっても最初に出社しなくてはならないのです。二日酔いだろうが高熱があろうが不幸があろうが、です(言い過ぎ)。少しでも遅れると外で待っている先輩たちから制裁が入ります、特に寒い冬。

なので、余裕を持って、朝7時には店舗の近くまで行ってコーヒーショップで朝ご飯を食べ、仮眠を取り…という感じでした。

しかも、新入社員は寮暮らしなのですが、わいがあてがわれた寮から支店まで1時間かかるという…ね。朝は5時半起き、寮に帰るのが23時過ぎ、24時に就寝と、これが毎日続くとさすがに体がキツかったです。

それでも仕事が楽しく、職場の雰囲気も良ければ、寝不足でもかえってテンション高く、ウェイウェイやれたのでしょうが…銀行の仕事って、ねぇ?

マヂもう無理…リスカしょ と感じていた時に異動でマーケット部門に行けたので、本当にラッキーで生き延びられたのでした。

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