
今や証券取引はアルゴリズムトレード、プログラムトレードによるものが大半を占めておりまして、人の手でポチポチ注文を出すことも少なくなっているかと思います。なんですけど、完全に無くなることはないのでどうしてもヒューマンエラーって出ますよね。例えば誤発注とか。
株式市場で有名な誤発注と言えばジェイコム事件でしょうか。
ジェイコムの株式(発行済み株式数14,500株)において、みずほ証券の男性担当者が「61万円1株売り」とすべき注文を「1円61万株売り」と誤ってコンピュータに入力した
ジェイコム以外にも電通がありましたね(遠い目)
2001年にUSBウォーバーグ証券(当時)が、上場したばかりの電通株について「61万円で16株」を「16円で61万株」と間違ったり
わいが経験した似たようなケースでは、「十八銀行 ドル円16本買いたい!」のところを「十六銀行 ドル円18本買いたい!」と言ったパイセンがおりました。パイセンは言いまつがいを認めずとぼけてみせましたけど、その後、課長にこってり怒られてましたねガクブル。周りのトレーダーは「百五や百十四じゃなくてよかったね、(^∀^)ゲラゲラ 」と笑っておりました。
こういう事件があり、何重にもガードが掛かりモニターが入りで単純なヒューマンエラーは起きにくくはなっておりますが、今度はAI・アルゴが増えてきてフラッシュクラッシュのようなショックが多くなるかもです。こっちは誤発注というより流動性が瞬間的に無くなる、と言う感じですが。
さて、話は逸れますが、以前、私が金融機関で働いていた時に使っていた東証端末というシステムのテンキーは、「0」の横が「000」になっていて誤発注を誘う作りになってました。あれはどうみても欠陥商品だと思うのですが…。(イメージ図)
控えめに言って、このテンキー配置やばくないですか?
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
「おれは10枚買ったと
思ったら いつのまにか1000枚買っていた…」な… 何を言っているのか わからねーと思うが
おれも 何をされたのか わからなかった…