円安を止めるための為替介入はあるのか?

金融市場の話
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みんな、知っているか? 2022年ももうすぐ4カ月が過ぎるんだって…。1年の1/3が終わろうとしているんだって…。

新年のご挨拶の時から金融市場は大きく動きました。足元では何と言ってもUSD/JPYの値動きに注目が集まっているのではないでしょうか…。3月に入ったときはUSD/JPY:115 くらいだったのが、今はUSD/JPY:128。恐ろしいですねー。意識の高いトゥイッターランドではやれ「日本人はドルベースで給料は下がって貧しくなっている」だとか「マンション値上がりして喜んでいるけどドルベースでは値上がりしていない」だとか盛り上がっていまして、弱い円→弱い日本→disってなんぼマンボな流れです。

でも、時々僕は思うんだ…。みんな普段の生活はドルで支払っているわけじゃないんじゃないかって…。ご飯を食べるのも家賃を払うのもローンを払うのも、税金を納めるのも 結局は円なんじゃないかって…。だから資産や収入をあえて”ドルベース”に直して「下がった下がった!」ってはしゃぐのは違うんじゃないかって…。いや、もちろんエネルギーも食料もいろんなものも輸入しているので、円安が次第に価格に反映していくので購買力は落ちていくんですけども。なんか円安時に”ドルベース”に直して、嘆いたり憂いたり腐したりするのがよく分からない。グローバル採用等で給与をドルベースで円に直してもらっている人は羨ましいどすな。

 

行き過ぎた円安を止めるための為替介入があるか、と言うのも気になるところです。

円高局面で為替介入が入るってのはよく覚えているのですが(てかディーリングルームで同僚が日銀からの注文をさばいているのを横目で見ておりました…)、円安局面での介入ってないよなーと思っておりましたら、それもそのはず1998年以来ということで。その時のUSD/JPY:145 とのことです。

いや、円安局面での介入、つまりドルを売って、円を買う 介入ってやりづらいんですよ。

FXは証拠金取引、差金決済なので意識しないのですが、インターバンクの為替取引は本当にドルと円を交換しているのです。なのでUSD/JPYを下げたいのなら手持ちのドルを売って円に交換しておりまして、つまり手元にドルがないとだめで、ドルが尽きるとそこで終了になります。逆に円高時なら手持ちの円を売ってドルを買うので、こちらは手持ちの円なんぞ、いくらでも用意することが出来るわけです。

インタビュー:1ドル130円上回れば問題、介入や金融政策必要=榊原元財務官

円安阻止の介入は「日本が保有する外貨準備を使うため、(ドルを)売る(量)には限度があり、円高阻止の介入より難しい」と語った。

円高時の為替介入に比べて、円安時の為替介入はやりづらい、あまりすぐには介入してこないんじゃないか、ということで。

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