東京外為市場25時 伝説のディーラー

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秋の夜長に、読書いかがっすか?

ご紹介するのは 徳間書店『伝説のディーラー』です。

これは1988年に出た『8割の男』という本のリメイク。私が為替のディーリングルームに配属されたばかりの頃、先輩から『とりあえずこれ読んどけ』と『8割の男』を手渡されたのです。タイトルは、主人公のトレードの勝率8割だから、だそうです。

今でこそ、取引はほぼ電子化されてますが、1980~90年代は電話だったりDD(ダイレクトディール)だったりボイス・ブローカー経由の取引でした(よくTVでホワイトボードの円卓を囲んでいるアレです)。電子がないんだから声でやるしかないというね。

為替のレートもUSD/JPY 140.50-80 とスプレッドが30pipsと今じゃ考えられないくらい広い広いw 時代を感じます。ほんのちょっと前までFXのUSD/JPYかて普通に5pipsやったんですよ…。競争原理って怖い…。

そんな中、主人公の一輝は『特技:ポーカー』(僕、トレードとポーカーは相性がいいって言いましたよね?)と書いたことから外資系の銀行に入社、ディーリングルームに配属されます。次から次へと現れる、他社のライバルディーラーたちとしのぎを削ってポジションを取り、巨額の収益を生み出していきます。そして、結末は…。

実はこれは実際の人物をモチーフにした、半分ノンフィクションの小説です。なので凄くリアリティがある。読んでいて、自分もディーリングルームに居るような興奮を味わえます。なにより『へー、プロのディーラーってこんなこと考えているんだ』という勉強にもなります。凄く読みやすいから2時間ぐらいで読めちゃいますよ。おぬぬめ。

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