損切の大切さが痛いほど解る『マネートレーダー/銀行崩壊』

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2月頭からのVIXショックで株価の調整が続いています。今までずっと上昇してきましたからね、山あれば谷ありですね。長期投資家であれば淡々と買っていけばいいと思います。

さて、短期トレードの場合はマーケットが自分の考えと逆に言った場合は損切をするのが何よりも重要です。本日は、損切の大切さが痛いほど解る映画を1本。

マネートレーダー/銀行崩壊

主人公は実在の人物で、ニック・リーソン。英国の名門銀行、ベアリングスで働くニックは、左遷とも取れる異動でインドネシアで不良債権処理の任に就く。しかし、そこで着実に結果を出すことでシンガポールに転勤、メキメキと頭角を現し、先物取引の責任者まで駆け上る。

1990年代なので場立ち 熱気あふれる取引所フロア

ニックが手がけたのはシンガポール証券取引所に上場する日経平均先物。果敢なリスクテイクと運も味方して、ベアリングス銀行の収益の1割を稼ぎ出すほどまでとなった。

なんですが、マーケットの常でしてうまいことが続くわけもなく…。こういう顔になります。

これはあれですね。

こういう状態ですね。2月6日にワイもなりました()

ニックは損を取り戻すためにレバレッジをさらに高め勝負にでるが…。ネタバレするまでもなく、ですね。

これは実際にあったベアリングス銀行崩壊を描いた映画です。英国の名門銀行が、たった一人の若いトレーダーによって破綻に追い込まれた事件でした。ベアリングスはオランダのINGに吸収され、INGベアリングスとなったのち、バラバラにされて売却されました。今ではベアリングス投信にその名を残しています。日本ではあまりなじみが無いですが。

勝ち続けている時の人間の心理・精神だったり、ロスを出した時のストレス・悲惨さだったり。あらためてロスカットとポジションコントロールの重要性を痛感させられる作品です。若き日のユアン・マクレガー良きかな。

オンデマンドで無いようならDVDレンタルが良いかも。

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